まだまだ犬の栄養学は未知 カルシウム編

まず、カルシウムを吸収する上で一番大切なのはビタミンDだとお考えください。

下記は過去に書いた栄養学のビタミンDのところです。

ビタミンDが欠乏すると仔犬では、骨の成長障害を起こしクル病となり、妊娠犬では、骨軟化症となります。
過剰になると骨からカルシウム過多に伴う骨折が起こり、血中のカルシウム濃度が高くなるために動脈にカルシウム沈着が起こり動脈硬化を引き起こす可能性あり。
また、カルシウムは、腎臓にて尿中に排泄される為、腎臓にカルシウム沈着がおこり、腎不全を招く場合もあります。
お日様が出てる間に散歩に最低30分出てるワンコにはあまり過敏にならなくてもよいビタミンだと思います。

まず、はじめにちょっと余談としてサプリメントのお話を少々。。
カルシウムのサプリメントの中にはリンとカルシウムをバランスよく配合しているサプリメントが多いです。
カルシウムとリンの配合は1.2:1だとお考えください。
サプリメントでカルシウムを補強しようとしてもリンが手作り食で多いとこのバランスは崩れてしまいます。
サプリメントはカルシウムのみのをお選びください。

あいは、人間用のカルシウムを使っています。
今、事務所なので、写真はありませんが、お米を炊くときに入れるやつです。
これでもおそらくカルシウムは足りません。
なんせ、わんこは人間の13倍~23倍以上のカルシウムが必要としますから。。
その他では、小松菜・カブの葉・小魚・おやつに魚などで補強をしています。
小松菜は野菜の中でトップクラスのカルシウム保有者です。
そしてせっかくの牛乳なので「カルシウムを多く含む」と書いた商品にしている。


そのカルシウムを多く吸収するのに必要なのが上に書いたビタミンDです。
ビタミンDはキノコ類にも多く含まれております。

さてさて・・・・
カルシウム・・・・骨もそうですが、卵殻パウダーという手もあります。
生の肉の骨は怖い・・・・体質に合わないなど様々ですが、卵殻パウダーだとほとんど、問題がないのではないかと思います。
市販でもありますし、作るのもある程度簡単。
卵の薄皮をとり、よ~く洗って乾かす、そして、オーブンで焼くまたはフライパンで煎る。
そして、粉末にするです。
このままあげても吸収率は約30%位しかありません。。
だから、食べる少し前にその粉末をお酢の中に入れるです。
炭酸カルシウムが、酢酸カルシウムに変わり、消化吸収がよくなります。
これでそーだなあ・・・60%くらいの消化吸収率です。
あとは、おやつやその他の食材で補ってあげることでしょう。

今まで書いて来たことの統括としては、
カルシウムを多くあげても吸収しなければ、意味がない。
その吸収を促進するのが一番がビタミンDである。
です。


あいの日記はまたあとで~
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by aippo | 2006-04-17 15:12 | 犬の栄養学  

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