人気ブログランキング | 話題のタグを見る

夏の水分補給と熱中症対策

ご存じの通りワンコは体温が上がると、舌を出してハアハアして、体温を下げるのです。
熱中症とは、体温が急上昇して、下がらない状態を言います。
 
熱中症になりやすい状況

・アスファルト、コンクリート、砂場 長時間の日向(草地含む)
・前日に比べ、+5度以上の気温が上がったとき
・梅雨明け直後
・激しい運動をした場合
・体調を崩した時又は体調を崩した直後
  
熱中症になりやすいワンコ
・気道が狭い、貧血、心臓病のある犬
・体温調節機能が未発達な子犬
・高齢犬
・大型犬、肥満犬
・熱中症になったことがある犬

予防
○暑い日 暑い時間はなるべく外出は避けるようにします。
 外でしかトイレをしないわんちゃんなどはなるべく日陰を選んだり、アスファルトの上を
 歩かせないなどの対処をしてください。
○黒いわんちゃんなどは白のTシャツを着せたりするといいです。
 Tシャツを濡らして行けばと言われますが、基本的にはぬらさなくていいです
 蒸れてしまい皮膚病になりかねません。
○少しの時間だから大丈夫だろうと思わずに、必ず水分補給してください。
 5分で熱中症になる可能性があります。
○暑い日は水分を多めの摂取です。

室内でも熱中症になることはあります。
○エアコン使用の場合、設定温度は27度前後にします。
 ※豆知識 除湿よりクーラーの方が電気代は安いと言う結果が出ています。
○扇風機使用の場合 首は固定せず、部屋全体に行き渡らせます。
 くれぐれもワンコが倒したりしないようにバリケードかなにかで防いでください。
○カーテンがある場合 レースのカーテンがオススメです。
○出来ることなら室内フリーが望ましいです。
○わんちゃんをフリーで留守番させない場合、
 お部屋はなるべく通気性のいい物を選んであげてください。
 少し大きめのサークルがオススメです。
 日の当たる場所には絶対にサークルは置かないでください。
 お水の置き場を増やしてあげたりちょこちょこ飲めるような状況を作ってあげてください。

水分にかんして
基本的にお水でOKですが、暑い時間などの散歩の時はおやつやドックフードを、少量お水の浮かべてあげてください。
あんまりお水のを飲まないワンちゃんは、ミルクやお茶などで代用しても可能です。
(あいは朝散歩から帰ると50ccの牛乳+250ccの水で薄めたものを飲ませています)
水分の多い食事を・・・・。
ドライフード+サイドメニュー野菜とか豆腐・おからなどを使用して最後に肉汁を混ぜるや
牛乳の薄めたものを使用しても可能。
なるべく食事の時にも水分を多めにあげるようにしてください。
また、散歩の時にフルーツを凍らせてもっていくのも一つの提案です。
特にオススメはスイカのシャーベット♪
本来は一番いいのはスポーツ飲料ですが、糖分の固まりなのであまりオススメはできません。
なんせ去年の夏に1キロ以上太らせてしまったアホ飼い主ですから・・・・・。
ただ、飲ませないよりマシなので、水やお茶が近くに無い場合などはどんどん与えてください。
1回や2回で太ることはありません。

わんちゃんが1日に必要と思われる水の量(犬種により誤差があります)
  体重       水の量
  5kg        300cc
  10kg       500cc
  15kg       800cc
  20kg      1000cc

塩分について
汗をかいた飼い主の手をペロペロといつも以上になめてる事ってないですか?
そー言うときは塩分が不足してると考えて頂いてかまいません。
少量の塩分摂取は飼い主次第ではありますが私はオススメします。
パンやうどん・ハム・ソーセージなどすこ~し与えてあげるといいです。
私は、魚肉ソーセージはオススメです。
※パンの場合はミルクなどに浸してあげることをオススメします。



暑い日に外にいる場合は、日陰、風通しの良い場所を選んでください。
わんこの行動で、土を掘って体を休めたら体を冷やしています。怒らずにそのままにしてあげてください。
また、首にアイスノンを巻いたり、うちわや扇子で少しでも風を通してあげてください。。
遠出のときやドッグランに行くときは、
クーラーボックスを用いてその中に冷たいタオルや氷・水・保冷剤などを入れて持っていくと便利です。 
絶対に車の中での留守番はやめてください。

ワンちゃんのカット
長毛犬などは紫外線防止の為に毛が長いと言われます。
短くした場合、直射日光が体にあたらないようにTシャツなどを着せて散歩をさせてください(獣医談)

ワンちゃんに異変を感じたら、熱中症になったら、まず、わんこの体を触って熱さを確認します。
耳を触るのが一番手っ取り早いです。

もしかして熱中症?と思ったら。。。
なんせ体を冷やしてください。 外でも室内でもガンガン水をかけてください。
水分を飲ませてください(この場合スポーツドリンクがオススメ)
保冷剤やアイスノンを使用し4つ股の部分や背中を冷やしてあげてください。
但し、あまり冷やしすぎると下痢する可能性があるので、適度でやめてくださいね。
よだれが止まらなかったり、嘔吐したり、体を触っても熱さが治まらないときは、
濡れたバスタオルにわんちゃんを包んで早急に獣医さんに行ってください。

私が水路で遊ばせているのはただかわいいからだけではありません。
これも熱中症対策なのです。

最後になりますが、熱中症にかかってしまったかもしれない場合、体を急激に冷やす事と水分の補給です。
目の回りにある物ならなにを使ってもかまいません。
アイスクリームやかき氷は糖分が多いからダメだわ!なんて思わずに食べさせてあげてください。
1回あげると癖になるとか考えないでかまいません。
熱中症がひどくなると死を呼ぶケースがあります。
それと熱中症になるほど暑いわけです。 
肉球のやけども注意してくださいね。
夏の病院の治療の一番は熱中症と足の裏のやけどだそうです。


※夏の水分補給と熱中症対策に関しまして獣医師松田先生から教えて頂いたことと
私の感想や気持ちがはいっております。


がんばって書いたので←クリックよろしくです。<(_ _)>

by aippo | 2005-07-29 23:40 | 手作り食  

<< トレーニングと散歩の代償 動いてくれない・・・・。 >>